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ピカソ自身の魂の叫び「自画像」をテーマにした約60点で、ピカソの内面に迫ります |
会期: 200810/4(土)〜12/14(日)展覧会は終了しました。 |
ピカソは生涯を通じて内なる心に向き合い、常に自らの人生を創作に反映させた画家でした。数多くの自画像、 あるいは間接的に自己を投影した作品の数々は、ピカソ芸術の本質を表わしています。 |
初期の死の影を色濃くにじませた、若きピカソの憂愁と悲しみに満ちた「青の時代」から、ピカソの人間表現の成熟期でもあったキュビズム、新古典主義時代、シュルレアリスム、そして荒々しい暴力性に彩られた戦争の時代を経て、誰の想像をも超えたスケールとスピードで展開した晩年の自由な様式へといたるピカソの変化をたどります。 |
出品作品から2点を紹介します |
《自画像》1901年 |
《子どもと鳩》1943年 |
パリ「国立ピカソ美術館」 パリの国立ピカソ美術館が置かれている建物は、塩税徴収官だったピエール・オーベールが1656〜59年に建造させたため「サレ(塩のきいた)館」と呼ばれます。今も17世紀の貴族の邸宅が建ち並ぶマレ地区でも有数の美しさを誇る館です。 1973年にピカソが亡くなり、遺族にはピカソ本人が所蔵していた膨大なコレクションが遺されました。多くが国に納められることとなり、1985年、国立のピカソ美術館が設立されます。所蔵品は、ピカソが生涯手元に置いていた初期から晩年にいたる膨大な作品群の中から厳選されたもので、ピカソ芸術の全豹を知る上で貴重なコレクションとなっています。 国立ピカソ美術館の大改修にともなって世界巡回展が実現しました。本展は、マドリード、アブダビに続く日本では、国立新美術館、サントリー美術館の2会場を舞台に史上空前の規模の巨匠パブロ・ピカソ(1881-1973)の回顧展が同時開催となります。 |
エデュケーション・プログラム 記念講演会 「ピカソにとっての自画像」 講師:高階秀爾氏(美術史家) 会場:サントリー美術館6階ホール 日時:10月25日(土)午後2時〜午後3時30分 応募締め切り:10月10日(金) (定員:100名) 聴講料:2,000円(入館料込み) ※サントリー美術館のメンバーズ・クラブ会員割引は、会員誌「サントリー美術館ニュース」にてご案内します。 「申し込み方法」 ・往復はがき一人につき1枚、プログラム名・氏名・年齢・郵便番号・住所・電話番号・会員ナンバー(メンバーズのみ)ご記入の上、〒107-8643 東京都港区赤坂9-7-4 サントリー美術館「エデュケーション・プログラム」係までお申し込みください。応募者多数の場合抽選になります。 WEB:サイト「http://santory.jp/SMA/」からお申し込みください。 「巨匠ピカソ 魂のポートレート」展 特別鑑賞会 休館日の美術館を特別に開館!以下の日にちで、各回150名様限定の「特別鑑賞会」を開催します。各回限定数につき、お待ちいただくことなくご入場いただけます。休館日に特別に開放される展示室で、ピカソの名品の数々をゆったりとご覧いただくチャンスです。また、図録やドリンクサービスなどの特典をご用意。「巨匠ピカソ 魂のポートレート」展の世界をご堪能ください。 ※サントリー美術館のみの鑑賞会です。 ※11月・12月分は追って順次発売予定 開催日: 2008年10月14日(火) 時間: (1)12:30〜13:00受付 (2)13:30〜14:00受付 (3)14:30〜15:00受付 (4)15:30〜16:00受付 (5)16:30〜17:00受付 (6)17:30〜18:00受付 料金: 5,000円(入館料込み) 定員: 各回限定150名 特典: 「巨匠ピカソ」展共通図録1冊、ワンドリンクサービス、会員制サロンのご利用 ローソンチケット・サントリー美術館受付にて好評発売中! {電話予約} ローソンチケット(Lコード36530) 0570-084-003(※要Lコード:自動音声) 0570-000-777(10:00-20:00 オペレーター対応 |
主催:サントリー美術館、朝日新聞社、テレビ朝日 |
参考資料:「巨匠ピカソ展」Press Release・他 |
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